小倉文月の雑記

老後は京都で暮らしたい

フジローヤルのみるっこを使い始めて

念願のみるっこをお迎えしました

dimanche.shop-pro.jp

 

みるっことの出会いは、なかしましほさんのfood moodで開かれた、coffee Kajitaの梶田さんを招いたコーヒー教室。梶田さんがご持参された器具の一つが白(系)のみるっこで、その際、展開終了のカラーとお聞きしました。

 

家では紅茶、外では珈琲を愛飲していたことから、淹れる習慣が無かった珈琲ですが、3年前にペーパードリップを始めるにあたり、ミルはまず安価なものから使い始める事にしラッセルホブスのものを選びました。

 

www.amazon.co.jp

シンプルで気に入っておりましたが、このところ使用時に焼ける匂いを感じる様になり、買い替えを必要とし、いよいよ憧れのみるっこをお迎えする事にしました。

 

みるっこのオリジナルはブラック・イエロー・レッドの3色、別注カラーとしてフリーデザインのスレートグレー・堀口珈琲のアイボリー、そしてcafé vivement dimancheのベージュが登場しています。

 

fuji-royal.jp

 

梶田さんがお持ちだった白(系)に憧れていたので、近いのはアイボリー。また、堀口珈琲別注で現在は廃盤となっている、ハンドルがアイボリーのKONO式グラスポットを所有していることから、アイボリーを第一候補に検討。じっと画像を見ているうちに、スイッチの赤色がやけに目立つ気がするなど、引っ掛かる点が幾つか浮かんでしまい。。

 

スレートグレーも素敵ですが、家電類を白系で統一していることから思いとどまりました。

 

ディモンシュオリジナルのKONO式グラスポットを持っていることから親近感を持っており、アイボリーより濃いけれども、アンティーク風でいいかも。しかも、豆のおまけがついてくるなんて、お客さま思いだわ、と最終的にベージュを選びました。

 

みるっこをお持ちの方や購入検討中の方には周知のことですが、挽いた豆が落ちて入る受缶が、本体と同カラーでプラスチック製のため激しい静電気が起こり、粉が受缶に纏わりつく、という被害に悩まされます。

 

使用前はなんとかなるでしょと静電気を舐めていましたが、初回の使用ですぐさまステンレス製の受缶を購入することを決断しました。

 

みるっこカラーの悩みから解放されたのも束の間、今度は受缶探しの旅です。フジローヤルから登場しているみるっこ用ステンレス製楕円受缶が、どこを探しても売り切れ。何か代わりのものを見つけたいと、皆さんがお使いのものを検索させて頂くうちに、敬愛する料理研究家、有元葉子さんが開発に携わられているラバーゼのツールスタンドに行き着きました。

www.amazon.co.jp

不適合の際には、ツールスタンドとして使用するつもりでしたが、特段の問題が無いようですので、しばらくはこちらを使ってみようと思います。

 

ところで、コップ型一択で探しましたが、このブログを書くにあたり、フジローヤルのサイトを見ると、なんと、みるっこの受缶としてステンレス製と思われるカップを使っています。デフォルトの受缶ではなく、フジローヤル的にもステンレス製推奨(笑)

 

fuji-royal.jp

 

使用して落ちた粉が一番目立たないのはブラックだったな、と気づきましたが、フジローヤル的にも、ブラック推しのようですね。。。

 

それでも私は、ベージュで後悔していませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

積立NISAを始めてもう直ぐ1年、これからも継続します。

もう直ぐ1年を迎える積立NISA。2つの理由から、これからも継続しようと思っています。

 

【10年で3倍?!】

2007年発売の勝間勝代さん著『お金は銀行に預けるな』を拝読し、インデックス投資信託での分散投資を知って、これは始めなければ!と強く思いました。著作での学びだけ積立を始めることは心許なく、カン・チュンドさんのセミナーにも参加する程やる気に燃えインターネット証券会社2社の口座を開設し、国内海外の株式債権計4種のインデックス投資信託を選び、意気揚々と行った勢いで積立を始めました。

 

しかしながら、投資信託の世界に触れたのがリーマンショック後で、損した訳ではないものの、投資信託に資金を回す結果として、預金残高が伸び悩んでいたため、預金を増やす方に力を注ごう、と思い直し、積立投資はフェードアウトしました。

 

記憶が曖昧ですが、4種積立たうち1つは早々に売却したものの、3つは10数年ほど放置。内1つが今年償還となったことから、この機会に他の2つも売却する事にしました。

 

積立NISAを始めるにあたり、自身3社目となる新たな証券会社の口座を開設しており、放置していた口座は忘れているログインIDを確認する必要があったので、償還は思い腰をあげるきっかけになりました。

 

ログインして早速売却をすべく確認したところ、数万円が約3倍位(もっとかも知れませんが、少なくとも3倍)に成長してました。

 

預金を増やす事に力を注がず投資信託続けていれば良かった、と言う悔しい気持ちは一切芽生えず、投資信託って本当に増えるものなんだーーーとはっきり分かったことが嬉しくなりました。

 

積立NISAを続ける理由1、インデックス投資は本当に増えると分かったから、です。

 

【休職中は確定拠出年金、マッチングも含めて積立出来ない⁉︎】

 

病気療養のための休職を経験しました。有給休暇を使い切ったタイミングで休職に切り替わり、休職中は在籍の形は残りつつ、傷病手当金の給付を受けていました。会社によっては、傷病休職中に給与が支払われるところもあるそうですが、勤務先は傷病手当金の給付を受ける=給与が支払われないスタイルでした。

 

この時初めて知る事になったのですが、給与に対して拠出され、また、そこにマッチングする事になる確定拠出年金は給与が支払われない=拠出は休止、になるそうです。

 

当たり前の道理ですが、これまで気に留めていなかったので、拠出が出来なくなる事には非常にショックを受けました。個人的な積立投資はフェードアウトしていましたが、確定拠出年金では、投資信託を積立ていましたので、ここだけは一応投資継続中、と自負していたのです。

 

この経験を通じ、確定拠出年金以外でも積立投資を再開しよう、と思い立ちました。実際に、口座開設・積立を開始したのはに復職後、生活が落ち着いてからになりましたが、積立NISA+αでインデックス投資を実行中です。

 

実体験から今の投資スタイルを選ぶに至りましたが、参考にさせて頂いた著作は、竹川美奈子さんの『老後のお金の不安がなくなる本』『3つのNISA徹底活用術』、北村慶さんの『投資の結論』等です。また、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー さんのブログを毎回目を通すようにして浦島太郎にならないよう、現在の動きを覗くようにしています。そして、ちきりんさんのVoicyブログの中で説明くださっていることの一つを導入させて貰いました。

 

FP3級取得を目指して勉強したい気持ちは芽生えましたが、金融や数字には向いていないので、無理はせず、預金だけに限らず、インデックス投資を少々くらいにしておこうと思います。

芳麗さんのvoicy <離婚も乳がんも神様のシナリオ通り?! 南果歩さんが得たキャンサーギフト>を聴いて

芳麗さんの 16月13日配信のvoicy は、Cancer giftについて改めて考える機会となりました。

 

Cancer giftは、癌を患ったからこそ得られるギフトがあるという考え方で、キャンサーギフト、という位ですから恐らく日本以外・英語圏から入ってきた用語であり考え方なのだろうと思います。

 

この言葉を知った具体的なきっかけは思い出せませんが、恐らく自身が乳がんに罹患し、友人知人の勧めて訪れた マギーズ東京 で頂いた冊子を通じてかと思います。

 

Cancer giftある派ですが、直接の知り合いで罹患した方が否定派であり、また、罹患した事をOKとしているようで憚られる気持ちもあり、ある、と言い切る事も躊躇しつつ、giftとして感謝する気持ちも持ち合わせていました。

 

芳麗さんの配信は、東洋経済オンライン掲載の南果歩さんインタビューで感じ取られた事を、とても丁寧に言葉にしてくださっており、音声と記事の両方から、今回のインタビューで得られた物をアウトプットしてくださっています。

インタビュー前編> <インタビュー後編

 

芳麗さんが、南さんからは「私自身とは質が違っていて、共感だけではない学びがある」と語られていますが、まず、そこに共感しました。

 

南さんも乳がんに罹患されていらっしゃるご経験がおありですが、標準治療で必要とされている薬を服薬するために補完的に服薬が必要になった事から必要とされる薬の服薬を止められた、という記事を以前に拝読した事がありました。

 

私自身も、服薬が必要であり、南さんとは異なる理由で補完するための薬と合わせて服薬しています。南さんは、薬のための薬の飲む事に抵抗がおあり、という様なお話しでしたが、私は、必要とする薬を止める事に抵抗があります。

 

とは言え、南さんのお考えを理解出来る事から、芳麗さんの「違うけれども、」という内容のお話しがすーっと入ってきました。南さんは、標準から外れても、それを良し!とするようなところに魅力があるのだろうな、思いました。

 

そんな南さん、「Cancer giftなんて意味わからない、病気になって良いことがあるわけない、と思っていたものの、術後1年に危機が訪れ、夫婦関係が壊れ、心も崩壊している時にgiftが来た」と思ったそうです。

 

「離婚を選べた潔く決められた、乳がんになって命の危機に晒されていたからこそ、人生の困難や問題は些細な事、信頼関係のない結婚を続ける意味がないと思えて、人生の本質を捉えることができた。この順番は神様のシナリオ」という南さんの発言を引用し、その後、この考えの意味するところを話してくださった事に、非常に共感しました。

 

まず、「神様のシナリオ」を「運命」と言い換えてくださっており、ここでグッと南さんのお話が身近になりました。

 

そして、「Cancer giftは、直ぐに得られるものではなく、誰にでも得られるものでもない、と思う。受け取るタイミング、心の準備が必要かと思う。」更に、「癌を大き壁、困難の一つとして考え、乗り越えようとしなくても、ただ運命として享受して、逃げずに、嵐の風景を見ながら、嵐が過ぎ去るまでお待てる力や覚悟があればそれ相応のギフトが届くのではないか、と思う。」と解説くださっていますが、正にその通り、だと思いました。

 

お子さんやAYA世代と呼ばれる若い世代、また、お子さん、特に小さなお子さんがいらっしゃる方、とてもgiftと思えない、というように考えられると思います。私もそのような状況であれば、決してgiftとは思わないです。

 

私は適応障害で休職を始めて2ヶ月後に乳がんの告知を受けました。適応障害乳がん、その日を境に問題の優先順位のトップが入れ替わったのです。しかも、同じ休職するにしても、癌治療の方が外向きにも理解が得易く、自身も休む事に躊躇が無くなりました。

 

化学療法期間中はたっぷり時間があったので、適応障害の治療で受けた心理検査の結果から分かった自分の性格を改めて見つめ直す期間に当てることが出来ました。更に、主治医の仕事ぶりから、気持ちの切り替え方や割り切り方を吸収することも出来ました。そして、精神的に充分な休息を得て、自身の性格を理解し始めた事から、復職後は以前とは違う働き方が出来るようになりました。

 

乳がんになったからこそ、また、乳がんの治療を通じて適応障害から回復でき、本来の自分に近い自分で生活が出来るようになったと考えているので、giftと捉えているのだと思います。これ、乳がんが先だと、giftと捉えられなかった上に、本来の自分に近い自分を自覚する機会にも恵まれなかった思うので、南さん同様、順番も大いに影響しているはずです。

 

4つ前の段落で引用させて頂いたvoicyの該当チャプターを繰り返し聞き、非常に共感し、また励まされました。南さん、そして芳麗さん、貴重なお話し、どうも有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

蕪木×大倉陶園のイベントに行ってきました

珈琲豆の焙煎販売とチョコレートの製造販売、そして喫茶室を蔵前で営まれている『蕪木』さん。

2度お伺いして、喫茶室にて珈琲とホットチョコレートを頂き、チョコレートを購入し、その雰囲気や世界観にとても関心を持っておりました。

 

30年近く眺め続けてきたものの手を伸ばさなかった大倉陶園の器ですが、蕪木さんの喫茶室で提供される珈琲の器として選ばれていることから、数点の購入に踏み切るきっかけも頂きました。

 

店主の蕪木祐介氏と大倉陶園社長の鈴木好幸氏との対談が行われるのを知ったものの、自宅から遠く離れた戸塚に出向くことを躊躇しながら申込み、大倉陶園本社へ行ってきました。

 

対談後、珈琲を提供くださる企画を、蕪木さんのご提案で珈琲を頂きながらお話しを伺うスタイルとなり、この日のためにご用意くださったサブレと共に珈琲を味わいながら、心の中でなるほど、と呟きながらお話しをお伺いしました。

 

珈琲もチョコレートも外国の生産物だけれども、日本のもの・日本人の好むものを作りたい。という考えを聞き、日本製の洋食器メーカーである大倉陶園さんとは響きあうものがあるんだろうな、と思いました。

 

蕪木さんの喫茶室は暗い設ですが、その中で一番明るいのが大倉陶園の器と聞き、そこに全く気づかなかったですが、自宅で珈琲を飲む時に灯りに拘ってみたい、と思うようになりました。

 

ワイングラスは葡萄の品種やタイプに合わせたグラスが沢山あるのは、ブドウ・ワインの生産者とグラスの製造メーカーが近かったからではないか、というご意見を伺い全く気付けなかったけれども激しく同意しました。珈琲も豆・焙煎具合の違いによる味わいに合わせてカップを選ぶと良い、というご説明も、ワインとグラスの事例を聞くとストンと腹落ちしました。

 

珈琲をハンドドリップで淹れるようになって3年ですが、珈琲を意識して飲み始め、ワインをブドウの品種による違いのように、珈琲の豆による違いを捉えたので、蕪木氏の例え話には非常に納得しました。

 

エチオピアはコーヒーの木発祥の地だそうで、他国のような農産物としての植物を育てているというよりも、その辺に生えている木で、身近な存在というお話しも興味深く聞きました。飲み進めているうちに、他の豆も美味しく感じられるようになりましたが、当初はエチオピアが美味しすぎてそればかり飲んでいたので、野生の感が働いてエチオピアに惹かれたのかと思えてきました。

 

その他にも、今後の珈琲生活と大倉陶園の器選びに参考になるお話し沢山聞けた充実のイベントでした。

 

この時間だけでも充分満足でしたが、工場見学もさせて頂きました。ご担当者の方のご説明が巧みだったのもありますが、分かり易く、大倉陶園と他社との違いが理解でき、一層物欲が増しました(笑)

 

大倉陶園さんの磁器と言えばその美しい白さですが、それを生み出す高温1,437°で焼成するための窯を見せて頂きました。トンネル窯、と呼ばれるその窯は中央が最高温に設定され、段々と温度が上がり、少しずつ下がる設定のトンネルの中を台車が通って焼き上がる、という仕組みだそう。

 

最高温度となる窯の外側近くに立たせて頂きましたが、夏に40°の炎天下のような直接的に苦しく感じるような暑さではなく、言葉にはできない熱気でした。具合が悪くなったら離れてください、申し出てください、とのご案内でしたが、長い時間そばにいてはまずいな、というような奇妙な熱気でした。

 

大好きなシリーズの一つ金蝕バラの制作技法や、窯焼きする際のカップの置き方、焼成中の器の変化、磨き、絵付け、写真撮影NGとはいえ職人の方の仕事を見ながらの工場内説明はとても充実したもので、ご興味のある方で機会があったらおすすめの見学です。

 

断捨離愛好家のため、熟慮して一つ二つ、三つ位までの最大としてカップの新調を検討しながら、ハンドドリップ、また、美味しいお店の珈琲を楽しみたいと思います。

 

f:id:ogurafuzuki:20220614220250j:image

東戸塚と戸塚の中間位?戸塚駅からバスに15分位やられて到着した大倉陶園本社


f:id:ogurafuzuki:20220614220301j:image

全国の大倉陶園の器で珈琲を提供されている喫茶室のご案内冊子。掲載店、巡ろうと思います。
f:id:ogurafuzuki:20220614220258j:image

サブレとチョコレートの中間の様な、とのご説明のお菓子。しっとりしつつ、サクッとしているサブレで、非常に美味しかった。
f:id:ogurafuzuki:20220614220256j:image

蕪木×大倉陶園
f:id:ogurafuzuki:20220614220252j:image 

ショップ。器はじっくり吟味したく、珈琲豆を購入してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

内反小趾の痛み、改善に向けて

昨年末から半年近く、右足内反小趾による小指の付け根した出っ張り激痛に悩まされていました。

 

薬指が長く、自身では感じないものの、靴に当たって負担がかかっていることから、薬指から繋がる甲の筋が不調です。

 

子供の頃、薬指の先端に血豆が出来ていましたが、靴を履くようになってから、ずっとあたり続けていた様です。スニーカーやフラットなシューズを履いている頃は痛みなど感じたことは無かったのですが、大学生になりヒールのあるパンプスなどを履くようになってから、その筋(薬指から繋がる)の痛みは抱えていました。

 

シューフィッターに選んでもらえるシューズショップなどを利用したり、ビルケンシュトックのシューズを履くなどして騙し騙し痛みをやり過ごしていましたが、ある時、どうにもならなくなりました。

 

調べるうちに足定板、所謂インソールを整形外科で作ってもらう事が出来ることを知って、対応して貰える整形外科を受診しました。

 

レントゲン撮影し、医師がそれに基づいて指示を出し、専門業者の方が足形をとって作成してくださる足定板。

 

受診前には市中にある医療外でソールを作成して貰えるショップも訪れたのですが、外側からの採寸だけではなく、整形外科でレントゲン撮影に基づく骨格を把握し作成した足底板の方が、重度の痛みには向いているな、と思いました。

 

実際に、その足定板の使用を開始すると、みるみるうちに不調は改善。立ち仕事のため、勤務中を中心に足板板を使っていました。

 

そして、医師からの指導通り、紐靴を愛用し続けていました。が、どうしてもダンスコが履きたくなって購入。スリッポンタイプの楽さに流れ、しばらく、勤務中以外はダンスコ中心になっていました。

 

軽い不調は全く感じず、ある時急に激痛を感じ、経験上これはまずい、と思い慌てて再び整形外科を受診。前回から数年経過していたので、新たな足定板を作って頂きました。

 

激痛が走っていた小指の付け根下の突起部分が赤く腫れていたので、その症状を訴えたところ、「膨らんでいる」「そんな(ダンスコ)靴履いているから」と厳しいご指摘を受けつつ、新しい足定板を受け取って、今後は紐履しか履かない、と心に誓いました。

 

新しい足底板に換えればすぐに回復するという期待とは裏腹に、痛みは続きました。

 

足底板の位置がズレてしまうのか、と思い込み、1日に何度も靴の紐を結び直す日々を続けながら、別の整形外科への受診も考え始めました。

 

そんな時、外反母趾の母がグッズを使っていたのを思い出し、Amazonで何かないかと探してみたところ、良さそうなものに目が止まり一つ購入してみました。

 

休日に試したところ、痛みが緩和されたので、勤務中にも使ってみました。痛みのある部分を覆ってくれるのは非常に良いのですが、薬指を入れるリング状のところが窮屈で、そこに痛みを感じ、途中で外してしまいました。

 

過日行った京都で、とても街歩きが出来る状態では無かったので、背に腹は変えられず再び装着しました。

 

初日の夜、入浴中に膨らんだとことを触っているうちに、パカっと大きなタコが取れました。

 

装着していたシリコンで蒸れて?柔らかくなった角質?タコ?が幸いにも取れた事で、タコが原因による激痛と気づきました。引き続き装着し、翌日からは痛みも日に日に軽くなり、ホットしました。

 

数日装着するうちに、折角なら、もう少し小指と薬指の間が大きく開くタイプの方が、屈曲が改善が見込め、タコも出来にくくなると思い、改めてグッズを探したところ、良さそうなものが見つかり購入しました。

 

初代と比べると、ボリューミー。大振りかつ厚みもあって、これでは靴が履けないよ、と失敗したと思いつつ、装着してみました。すると、初代以上に膨らみ・タコを広く覆ってくれるので、試しに翌日つけてみました。休日はもちろん、勤務中でも全く違和感なく装着が出来る上、膨らみがどんどん萎み、タコも出来ず、角質も薄くなってきています。

 

飛び上がるほど痛みを感じていた紐履やスニーカーも履けるようにまで回復。しばらくは、このグッズ装着を継続してみます。

 

なお、あくまでも個人の使用感を体験談として綴ったものとご理解いただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

京セラ美術館でポンペイ展を観てきました

ちきんさんのブログを拝見し、『ポンペイ展』を京セラ美術館で観てきました。

f:id:ogurafuzuki:20220608180733j:image

 

上野の国立美術館で同展開催中、『空也上人と六波羅蜜寺展』を観に行った時に合わせて観ることもできましたが、京セラ美術館に行ってみたかったため、上野での鑑賞は見送りました。

f:id:ogurafuzuki:20220608180834j:image
f:id:ogurafuzuki:20220608180836j:image
f:id:ogurafuzuki:20220608180839j:image

 

既に上野での展示は終了しているので、これを言うのは後の祭りですが、なんと、東京展のみの展示品があり、ポンペイ展を満喫したい場合には上野で鑑賞した方が良いようです。

 

足繁く美術展等に訪れている訳ではないので、今回の一件で考えさせられた、というか気づいたのですが、こうした巡回展は東京で見ておく方が良いのかもしれないですね。

 

今回は、初の京セラ美術館を満喫できたのは、良かったです。

 

これもちきりんさんの影響ですが、今回も音声ガイドを利用して展示を観ましたが、解説を聞きながらの鑑賞は理解し易くて良かったです。一つ主催者の方にお願いしたいのは、音声ガイド○番という表示を見つけ易く掲示して頂けたらと思います。

 

今回の展示を観て改めて感じたのは、モザイク画で描かれる横向きの人物は体が正面を向いているにも関わらず、彫刻はリアルこの上ない。この差は何故か。描く方が難しく、この時代はまだ、そこが出来ていない、ということなのでしょうが、彫刻のリアル差との差が、本当に不思議でなりません。逆に、デフォルメした彫刻には行きついていない、ということなのかもしれないですが。

 

なお今後は、京都で展示を観るなら、京都でしか観られないもの、を観るようにしようと思います。

 

f:id:ogurafuzuki:20220608180655j:image

劇場では演劇の上映もされていたそう。仮面をつけて演じていたそうですが、この像も仮面をつけたところを表現しているかどうか、がとても気になりました。


f:id:ogurafuzuki:20220608180702j:image
f:id:ogurafuzuki:20220608180700j:image

正面はもちろん、後ろ姿も、リアル。


f:id:ogurafuzuki:20220608180657j:image

魚の描き方は、既に現代的に見えます。

京都府立植物園を訪れてみました

老後は京都で暮らしたい、という副題の通り、生まれも育ちも東京ですが関西への関心が強く、いずれは大阪もいいけど京都で暮らしたい、と思っています。

 

細々とした理由の一つとして、街のサイズ感が自身にとって丁度良いからです。

 

例えば、今回初訪問の京都府立植物園は、烏丸線北山駅に直結ですが、京都駅から15分、8km弱の立地。比較する意味はあまり感じませんが、東京唯一の植物園である神代植物公園は、東京駅から26km弱、新宿駅からも16km弱と、到着するまでに倍くらいの時間がかかります。

 

面積も確認したところ、京都府立植物園は半分程度でしたが、それでも24ヘクタールあり充分な広さでした。

 

色々な施設が集約してある事に、非常に魅力を感じます。

 

余談ですが、地下鉄バス一日券提示で入園料は160円、一般の料金は200円で、神代植物公園は500円です。

 

植物のお手入れはとても大変で人手も必要かと思われます。手入れは行き届いていたので、予算不足ではないと思いますが、お安い入園料は有難いものの、もう少し値上げしても良いようにも思います。

 

植物や植物園に詳しくないので、あくまでも印象ですが、作り込み過ぎていない感じに好感を持ちました。また、唯一?と言っていいのか、作り込んでいる風のフランス式庭園の沈床花壇の存在が他との対比になって全体が魅力的に感じられました。

f:id:ogurafuzuki:20220529145640j:image
f:id:ogurafuzuki:20220529145637j:image

 

今回最も観たかったばら園。咲き乱れたばらを堪能出来ました。

f:id:ogurafuzuki:20220529145859j:image
f:id:ogurafuzuki:20220529145925j:image
f:id:ogurafuzuki:20220529145912j:image
f:id:ogurafuzuki:20220529145945j:image
f:id:ogurafuzuki:20220529145904j:image
f:id:ogurafuzuki:20220529145940j:image
f:id:ogurafuzuki:20220529145943j:image
f:id:ogurafuzuki:20220529145919j:image
f:id:ogurafuzuki:20220529145954j:image

 

ばら園側の植物会館2Fの比叡山を望むベンチで、ゆっくりと過ごさせて頂きました。

f:id:ogurafuzuki:20220529145957j:image

 

園内では2時間ほどの滞在で3分の2ほどをまわりました。今回行かなかった賀茂川門方面まで次回は足を伸ばそうと思います。

 

https://www.pref.kyoto.jp/plant/documents/ennnaimap.pdf