京セラ美術館でポンペイ展を観てきました
ちきんさんのブログを拝見し、『ポンペイ展』を京セラ美術館で観てきました。
上野の国立美術館で同展開催中、『空也上人と六波羅蜜寺展』を観に行った時に合わせて観ることもできましたが、京セラ美術館に行ってみたかったため、上野での鑑賞は見送りました。
既に上野での展示は終了しているので、これを言うのは後の祭りですが、なんと、東京展のみの展示品があり、ポンペイ展を満喫したい場合には上野で鑑賞した方が良いようです。
足繁く美術展等に訪れている訳ではないので、今回の一件で考えさせられた、というか気づいたのですが、こうした巡回展は東京で見ておく方が良いのかもしれないですね。
今回は、初の京セラ美術館を満喫できたのは、良かったです。
これもちきりんさんの影響ですが、今回も音声ガイドを利用して展示を観ましたが、解説を聞きながらの鑑賞は理解し易くて良かったです。一つ主催者の方にお願いしたいのは、音声ガイド○番という表示を見つけ易く掲示して頂けたらと思います。
今回の展示を観て改めて感じたのは、モザイク画で描かれる横向きの人物は体が正面を向いているにも関わらず、彫刻はリアルこの上ない。この差は何故か。描く方が難しく、この時代はまだ、そこが出来ていない、ということなのでしょうが、彫刻のリアル差との差が、本当に不思議でなりません。逆に、デフォルメした彫刻には行きついていない、ということなのかもしれないですが。
なお今後は、京都で展示を観るなら、京都でしか観られないもの、を観るようにしようと思います。
劇場では演劇の上映もされていたそう。仮面をつけて演じていたそうですが、この像も仮面をつけたところを表現しているかどうか、がとても気になりました。
正面はもちろん、後ろ姿も、リアル。
魚の描き方は、既に現代的に見えます。