小倉文月の雑記

老後は京都で暮らしたい

内反小趾の痛み、改善に向けて

昨年末から半年近く、右足内反小趾による小指の付け根した出っ張り激痛に悩まされていました。

 

薬指が長く、自身では感じないものの、靴に当たって負担がかかっていることから、薬指から繋がる甲の筋が不調です。

 

子供の頃、薬指の先端に血豆が出来ていましたが、靴を履くようになってから、ずっとあたり続けていた様です。スニーカーやフラットなシューズを履いている頃は痛みなど感じたことは無かったのですが、大学生になりヒールのあるパンプスなどを履くようになってから、その筋(薬指から繋がる)の痛みは抱えていました。

 

シューフィッターに選んでもらえるシューズショップなどを利用したり、ビルケンシュトックのシューズを履くなどして騙し騙し痛みをやり過ごしていましたが、ある時、どうにもならなくなりました。

 

調べるうちに足定板、所謂インソールを整形外科で作ってもらう事が出来ることを知って、対応して貰える整形外科を受診しました。

 

レントゲン撮影し、医師がそれに基づいて指示を出し、専門業者の方が足形をとって作成してくださる足定板。

 

受診前には市中にある医療外でソールを作成して貰えるショップも訪れたのですが、外側からの採寸だけではなく、整形外科でレントゲン撮影に基づく骨格を把握し作成した足底板の方が、重度の痛みには向いているな、と思いました。

 

実際に、その足定板の使用を開始すると、みるみるうちに不調は改善。立ち仕事のため、勤務中を中心に足板板を使っていました。

 

そして、医師からの指導通り、紐靴を愛用し続けていました。が、どうしてもダンスコが履きたくなって購入。スリッポンタイプの楽さに流れ、しばらく、勤務中以外はダンスコ中心になっていました。

 

軽い不調は全く感じず、ある時急に激痛を感じ、経験上これはまずい、と思い慌てて再び整形外科を受診。前回から数年経過していたので、新たな足定板を作って頂きました。

 

激痛が走っていた小指の付け根下の突起部分が赤く腫れていたので、その症状を訴えたところ、「膨らんでいる」「そんな(ダンスコ)靴履いているから」と厳しいご指摘を受けつつ、新しい足定板を受け取って、今後は紐履しか履かない、と心に誓いました。

 

新しい足底板に換えればすぐに回復するという期待とは裏腹に、痛みは続きました。

 

足底板の位置がズレてしまうのか、と思い込み、1日に何度も靴の紐を結び直す日々を続けながら、別の整形外科への受診も考え始めました。

 

そんな時、外反母趾の母がグッズを使っていたのを思い出し、Amazonで何かないかと探してみたところ、良さそうなものに目が止まり一つ購入してみました。

 

休日に試したところ、痛みが緩和されたので、勤務中にも使ってみました。痛みのある部分を覆ってくれるのは非常に良いのですが、薬指を入れるリング状のところが窮屈で、そこに痛みを感じ、途中で外してしまいました。

 

過日行った京都で、とても街歩きが出来る状態では無かったので、背に腹は変えられず再び装着しました。

 

初日の夜、入浴中に膨らんだとことを触っているうちに、パカっと大きなタコが取れました。

 

装着していたシリコンで蒸れて?柔らかくなった角質?タコ?が幸いにも取れた事で、タコが原因による激痛と気づきました。引き続き装着し、翌日からは痛みも日に日に軽くなり、ホットしました。

 

数日装着するうちに、折角なら、もう少し小指と薬指の間が大きく開くタイプの方が、屈曲が改善が見込め、タコも出来にくくなると思い、改めてグッズを探したところ、良さそうなものが見つかり購入しました。

 

初代と比べると、ボリューミー。大振りかつ厚みもあって、これでは靴が履けないよ、と失敗したと思いつつ、装着してみました。すると、初代以上に膨らみ・タコを広く覆ってくれるので、試しに翌日つけてみました。休日はもちろん、勤務中でも全く違和感なく装着が出来る上、膨らみがどんどん萎み、タコも出来ず、角質も薄くなってきています。

 

飛び上がるほど痛みを感じていた紐履やスニーカーも履けるようにまで回復。しばらくは、このグッズ装着を継続してみます。

 

なお、あくまでも個人の使用感を体験談として綴ったものとご理解いただけると幸いです。